シンタローの穴ぐら鍼灸雑記 〜東洋医学issue〜

開業鍼灸師のシンタローが東洋医学や鍼灸についてつらつらと書いています。

ZOOMファシリテーターについての持論。

今回は鍼灸とは直接関係ない話(いつもだ)<題名。

 

 

オンライン飲み会からはじまった

新型コロナウイルス感染症の影響が各所に出ている昨今。

会議アプリ「ZOOM」を利用したオンライン飲み会が流行していますね。

何かと社会の動きから遅れがちな鍼灸業界ですが、実はオンライン飲み会はずいぶん前から実施されていたんです。

それは「鍼灸ZOOM」という名のコミュニティ。

#鍼灸ZOOM とタグを検索すれば、参加した人の感想がTwitter上に頻繁に出てきます。今や一大勢力になっていますね。

現在運営しているのは"岡野浩人 #岡野インフラ研究所"( https://twitter.com/interludeplayer 

超アクティブな「インフラ屋さん」として認知され、鍼灸業界ではかなり異色な存在になっている人物。

鍼灸関係の方で、チェックしていない人はぜひフォローおくべき存在です。

オンラインサロンも運営しているそうです↓

community.camp-fire.jp

 

さて、今回はZOOMにおけるファシリテーションについて書きたいなと思ったわけですが……。

内容はかなり限定的に、ZOOM飲み会としておきましょう。

実は鍼灸ZOOMに、シンタローも黎明期のファシリテーターとして参加していました。

というか、ファシリテーションを始めたのはこのコミュニティから。そこに適性があるなどと考えたことがまったくなかったんですよ(笑)。

当時は岡野氏と飲み会として定期開催し、自然とふたりの役割ができてきた感じでした。
おかげさまである程度認知され、「シンタロー=安心感(安定感ではない)のあるファシリテーター」と思っていただけることが増えました。

とはいえ! インフラがないとファシリテーターは働く場所がないわけで、その点、岡野浩人というインフラ整備屋さんのおかげで、事の次第のおこぼれにあずかっていた感は否めません(笑)。

ま、なんにせよ、自分の適性が把握できたのは、鍼灸ZOOMのおかげ。
参加してくれていた人々にも感謝しかないです! あざまっす!

 

オンラインとオフラインの違い

さて、ファシリテーションって、そもそも何かと言えば、会議の場回しとまとめ役ですよね。司会とか進行とか(詳しくまとめている記事があったので、下記からどうぞ)。

www.kaonavi.jp

オンライン会議・オンライン飲み会においても、ファシリテーターの役割はだいたい同じ。

・テーマ(ないしはゴール)に沿って会を進める

・参加者に発言を促す

・タイムキーパー

・適切なところに話題を渡す

・発言の要旨をまとめる

・最終的にテーマの結論(ゴール)まで持っていく

ファシリテーターの技量いかんで、物事が進んだり進まなかったりするので、結構重要な仕事です。いろんな会議に参加して思うところは、ファシリテーター不在の会議は目も当てられない……。

「てめぇらのゴールはなんなんだ!(時間の無駄だ!)」ってことはままありますね(笑)。

ホワイトボードすら使わないリアル会議は死滅したらいい(ぉぃ)。

 

会議はともかく、リアル飲み会では、会場は同じでも各所に点在してしゃべり場が育つことがありますね。一方では男性同士で下世話な会話(いいか悪いかは別)、向こうでは女子会的話題(内容はわかりません)、或る方では密談のような結構(いろんな意味で)やばい話……そういうのも、飲み会の楽しいところであるとシンタローは思っています。

 

リアル飲み会と違うのが、オンラインならではのこと。

・複数人が同時に喋ると互いの声が聞こえない

・聞き専門(ROM専)の人がいる

・顔が見えない場合の話題の振り方が難しい

・機器のトラブルで無に帰す

・通信環境によって会話が途切れる

・各所での秘密話はできない(チャットで入り乱れることはある)

・個別で話そうと思うと、最近の機能を使いこなす必要がある(個別のルームとか)

など。

オンラインでも飲み会なら割とどうにかなる、と思っていたんですが、意外とそうでもなかったり。個々のしゃべり場が育ちにくい(チャットは除く)のは大きく違いますね。

そのへんをファリシテーター(あるいはホスト役)がうまくやれるかが鍵。

ZOOMファシリテーターは特殊なスキル?

で、ZOOMファシリテーターは、何をするのか。リアルとは何が違うのか。

なんとなーくですが、シンタローが思ったことを。

①人の顔だけでなくチャットにも気を配る(顔出ししてない人もいるし)

②常連さんの話題の得意分野を把握しておく(話題を振るために)

③みんなが理解できている話題か、さじ加減を瞬発的に考える(反射)

④8割くらいの方が理解できるように情報を共有する。もしくは掘り下げる(知ってる話題でも、知らない話題でも)

⑤自分は無知でいる(正確には、初心者の気持ちでいる)

⑥話題が尽きそうなときに、自分の考え方を伝える(基本的に、話は振る専門)

⑦眼球が翌日死ぬと心得る(右と左を同時に見るような感じなので、眼精疲労が割と強くなる) 

てな感じでしょうか。

 

いわゆる、「気を遣える人」ならば誰でもできるはず。

小見出しの「特殊なスキル」かどうか。アンサーは「否。慣れればイケる!」です。

やってみましょう。できます。

これから求められるようになる……ハズ。

さて。

一般的な結論はありませんが(笑)。

オンライン飲み会のファシリテーターはこれから求められる仕事かと。

その都度の目的やゴールがあるから、そこに応えることはもちろん必要です。

でも、もっとも大事にしたいのは「自分がどのようなファシリテーションをしたいのか」ということ。

自分の目的(やりたいこと)に合致しないファシリテーションはなかなかストレスだし、そもそも飲み会のファシリテーションなんかしなくていい(笑)。

 

シンタローは「その場にいた人全員が、【場】に参加したなぁと感じ、小さくとも大きくとも幸せになれるファシリテーションが得意だし、自分が目指すところです。

なので、自分のファシリテーション「横から横に話題を流す仕事」と言っています。

その場にいた人が、瞬間的にでも参加してくれることが第一の目的。自分の存在はその場になくていいし(自分が何をしゃべっていて、何を得ていたのかはどうでもいい)、フラットな人間関係を構築するためのちょっとしたきっかけになればいいな、という考えです。

 

と、今回は流行りに乗ってみました。

……久々に書いてみたけど、やはり鍼灸関係ないな(笑)。

ご来院くださっているみなさま! ご安心ください、臨床&ブラッシュアップも日々日々ちゃんとさせていただいています!

 

頭痛、不眠、関節の痛みなど……「どこにいったらいいかわからない」という方は、ぜひご相談ください!いろいろできます! 

森空堂が遠い方は、お近くの鍼灸院をぜひ!一度!ご利用ください!(必要ならご案内できる可能性もあります!)

 

 

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鍼灸治療院 森空堂
JR大塚駅から徒歩5分
https://shinkudo.com/
電話 03-5980-7391
Mail  shinkyu.shinkudo@gmail.com

 
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【2019年】まとめ【更新できない1年でした】

穴ぐら鍼灸師のシンタロー@森空堂です。

 

このブログがまったく稼働していない件について、非常に反省するべき事案になった2019年でした。

 

毎年、まとめと目標を書くブログと化しています。

まぁ、それはそれで(笑)。

 

ともあれ、振り返り。

 

その1。

「ハリトヒト。」立ち上げ・クラファン・製本化

2018年末から立ち上げに関わった「鍼灸師によるwebメディア『ハリトヒト。』」。

3月のメディア創刊からいろいろ裏方の仕事をさせてもらって、最終的に製本のエディトリアルデザインをやりました。

優秀な編集長とカゲノヒト。 のご指導のもと、仲間とともに運用の大筋のラインをつくる過程で、いろいろと学べたプロジェクト。

クラウドファウンディングのディレクションもどきや、初のエディトリアルデザインへの挑戦、イベント参加など、一人ではできない経験ができました。

 

何より担当した「ハリトヒト。」製本版が、読者の皆さんからデザインの面でご好評をいただいているのは嬉しい限りです(中身はもちろんのことですが)。

 

そして、諸事情(後述)により、10月末をもって脱退。

 

その2。

N-PAGE立ち上げ

4月に、制作会社「N-PAGE」を株式会社として設立。実は取締役をやっています。

紙媒体ものがメインですが、来年からは紙以外のアイデアを形にしていこうと思います。

 

その3。

東京都鍼灸師会の理事に

6月から、散々嫌だ嫌だと言っていた、業界団体の理事になりました(笑)。広報担当理事として活動しています。

やっていることは大筋変わりませんが、やることは増えました\(^ω^)/

学生交流会「SG」で学生さんたちとつながれること、会員誌『東鍼会報』で会員向けにトピックスを提供したり、顔の見える鍼灸師を表現したりするのは、自分の伝えたいことなんだろうなぁと思っています。

 

結果、取捨選択

という感じで、割と大きな動きがあった2019年。

教訓は、

「一人でできる現場の身分は3つが限界」

です。3つでもやり過ぎかもしれませんが(笑)。

 

これまでもそうですが、いろいろなところに首を突っ込みすぎて、自分の首を絞める傾向がある自分。

そこそこなスキルセットで生きているので、それが人の役に立つことは嬉しいし、楽しい。

けれど、身体は一つなので全部はできない。

 

その点の反省として、苦渋の選択をしたのが「ハリトヒト。」からの脱退。

 

最大の理由は、

家族が増えるのがわかったから。

(年末に第一子が生まれました)

 

開業以来、割と遅い帰宅が多かったため、「このままだと家庭に支障が出る」という危機感のもと、取捨選択した年。

自分としてはとても大きな選択でした。

 

家族にウエイトを置くことで、自分自身を見つめ直さねばならないなぁと。

 

2020年は、主に業団の全国大会運営に忙殺されると思いますが、2019年で得たスキルと経験で、家庭への圧迫を最小限にしていこうと思います(笑)。

 

別途のトピックスとすれば、

ふっしーが森空堂へ参加

長く友人だった伏見先生(ふっしー)が森空堂の火曜日担当として参加してくれたのも、シンタローとしては大きな出来事。

一人ではできないことや学びきれないことを共有できるのは嬉しいです。

火曜日のふっしーをどうぞよろしくお願いします!

 

最後に告知。

頭痛で悩む皆さんへ

また新メニューとして、頭痛特化コースを導入します。

家族と患者さんのために、2020年も「こころと身体空にする」鍼灸を提供していきますので、よろしくお願いします!

 

 

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【2019年も】今年の動き【走り抜けるしかねぇ】

穴ぐら鍼灸師のシンタロー@大塚・森空堂です。

サイトのコラム書いたりなんかしてたら、こちらにも書きたいことが出てきました。

 

今年の布石

昨年の後半、『SQ-SALON|note』という鍼灸師のオンラインサロンに参加していました。

平たく言えば、一般の方が経験しているであろうビジネススキルの獲得と、自分が生涯貫き通したい思い(Will)を見つけるための活動。

開業鍼灸師は一人孤独になりがちですが、オンラインサロンの形で、仲間と一緒に目指すべき目標や夢を見つけられたのは昨年の最大の収穫でした。

今は新たなメンバーが日々自分と向き合っています。

 

My Will

正直、横文字がめっちゃ苦手なシンタローなので、Willとかいうのは割と恥ずかしい(笑)。

まぁ、そこらへんは置いておいて。

 

シンタローのWillは

『人とのつながりを創りながら、日の当たらないヒト・コトにスポットを当てていく』

というもの。

なんじゃらほい、って感じですが。

活動を通して再確認したことは、シンタローは裏方の仕事のほうが好き(もはや趣味と割り切る)。表舞台に上がるの苦手(やらなきゃいけないならやるけど)。

そして、裏方の仕事をしている人が好き。地味な仕事をしている人が好き。そういう人たちに何かしらの形で、スポットライトを当てていきたい。

 

前職も、今やっている業団広報も、そういう類の仕事。割と面倒くさいことなんですが、そういう役割のほうが性に合っている。

そして、裏方がいるから表舞台が輝くんだよー、って思いがずっとあります。

 

どんな分野においても、それがわかってない人は割と多いなーと。

そして、そういう地味な裏方の仕事をしている人って、「いやいや私なんか……」っていう感じの反応の人が多い。仕事に自信や誇りはあっても、自己肯定感があんまりない(シンタローもそんな感じ)。

裏方の人ってかっこいい、ってずっと思ってきたので、そういう人たちが自己肯定感を持てるように取り上げたいなーっていうのがどうも自分の性分らしいということがはっきりしました。

あと、普通の人の写真をできる限りかっこよく撮ることととか(これは父の影響が大きい)。

別にスポットを当てるというのを、上から目線で言っているわけではないのでその辺はご理解いただければ幸いです(笑)。

 

今年の動き(予定)

そんなWillを持ちつつ、今年は割とやることが多くなりそうです。

ターゲットは、自分が身を置く鍼灸業界。最近はちょこちょこメディアで取り上げてもらえていますが、シンタローとしては鍼灸師っていうのは人々の生活を支える裏方っていう認識です(さらにその裏方ももちろん存在していますし)。

 

①業団業務全体の棚卸をしつつ、何のための業団なのかを明確にする

②制作会社を立ち上げて、各治療院のお手伝い

③キャリア形成に悩む鍼灸師の道しるべを作る

という3つ。

 

個人的なものとしては、

❶自分の鍼灸スキルを上げて、患者さんの生活の質を上げる

❷特定の得意分野を明確にする

❸家族の時間をちゃんとしっかり確保する

 

全部が全部うまくいくわけではないのはわかっていますが、挑戦しないことには、行動しないことには何も始まりませんし。

 

いくつかはすでに動き出しています。

鍼灸を通して、というのは職業的に外せないので当たり前なんですが。

どこかでシンタローを見かけたら、「そのためにやってるのねー」くらいな感じで生温かく見守ってください(笑)

もちろん、協力してもいいよーって人がいたら大歓迎です! バンバン声かけてくださいまし。

 

なので、今年は去年ほどイベント運営などは数は打たないと思いますが、その分は質を上げていこうと思っています。

乞うご期待!

 


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鍼灸治療院 森空堂 20:00まで受付
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2018年を駆け抜けた。

こんばんは、穴ぐら鍼灸師のシンタロー@森空堂です。

 

年が明けるまでもう少しですが、今年最後のブログ更新です。

 

一年の総括

正直、順調だった。

開業して3年目の2018年はおかげさまで順調に患者さんも増え、リピーターになってくれた方も増えました。何より嬉しいのは、地元の方が森空堂を知ってくれたこと。
わかりにくい場所にある森空堂を見つけてくださるのは本当に嬉しいです。一回来てみたら、「思ったより駅から近いよね」と言ってもらえるギャップがある鍼灸院です(笑)

正直最初は地域密着型を目指していたわけではありませんが、「地元の方に鍼灸が広まる」ことは結果的に「鍼灸が受け入れられやすい社会になる」ことだと思ってます。それはシンタローが目指すことの一つなので、これからも地域に貢献できる鍼灸を提供していきます。

動きまくった一年。

2018年は出不精なシンタローとしては動きまくった一年でした。

小規模イベントを企画したり、ポスター作成などのクリエイティブな活動をしたり、東京都鍼灸師会の広報として動いたり。今だから言えますが、ほぼ休みがない生活でした(笑)。でも楽しかったからできたなーと思います。

鍼灸ZOOM」という全国の鍼灸師が集まるオンライン飲み会に関われたことも大きかったです。

そんないろいろな動きが積み重なって、自分の活動を「アナグラワークス」という形にすることになりました。

今後は「関わった人が幸せになるデザイン」を掲げて、個人事業主鍼灸師を応援していく制作ユニットとして活動していきます。自分が持つスキルを、鍼灸を広めるために役立てていけるように今後も精力的にやっていこうと思います。

とはいえ、一人では限界があるので、いろいろな人に助けてもらいながらですけどね。また、今後の展開については追って発表できるかと思います。

SQ-SALON 0期生として

約半年、鍼灸師のためのオンラインサロン「SQ-SALON」に0期生として参加してきました。

今まで関わりがあまりなかった離れた地域の鍼灸師たちとも出会え、みんなで取り組んだワークを通して、自分に足りないもの、自分ができていたこと、自分がやりたいことなど、さまざまな発見がありました(やらかしたこともあり、それはそれで大いなる教訓になりました)。

部活のような会社のような取り組みを通して、心強い仲間との出会えたことはこの一年のうちのでも大きな財産になりました。メンターとして導いてくれた山川さん、まみさんには感謝しかありません。本当にありがとうございました。

次のメンバーが入ってくるので、何かしらの形で還元していこうと思います。

やることを絞って動く。

まぁ、正直いろいろなことに手を広げすぎた感もあるので、2019年はある程度注力することを絞っていこうと思います。

東京都鍼灸師会の広報として、3年目。SQ-SALONでの活動を通して定めた自分の目標のために、来年は業団の仕事にももう少しウェイトを置いていきます。

より良い鍼灸業界をつくるためにも、ということを考えていたらいろいろ思うことがありまして。魅力ある業界団体とはなんなのか。鍼灸師が社会に貢献していることをもっと世の中に知ってもらうためには何が必要なのか。

自分のできる範囲でやっていこうと思っています。

あとは、動きすぎた故にないがしろになりがちだった鍼灸師としての実力の向上。まだまだ駆け出しのつもり(というか事実)で、精進していきます。

 

2019年もよろしくお願いします!

 

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ライター鍼灸師がクリエイティブ職に鍼灸をすすめる理由

穴ぐら鍼灸師のシンタロー@森空堂です。

最近はご紹介もあって、クリエイティブ職の患者さんが増えてきました。

元制作会社勤務の鍼灸師としては、クリエイティブ職の人にこそ鍼灸を受けてほしい!

身体を壊してしまう人も多い業界(うつ病になってしまう方もいます……)。

その理由は「業界あるある」にあるのです。

 

  

パソコン画面と格闘の末、「目がぁぁぁ!」ってなる

ライターさんもデザイナーさんも、編集さんも、みんなに共通して言えること。
それはパソコン画面と長時間向き合っているという事実。

眼鏡派もコンタクト派も眼精疲労を常に抱えていると言って過言ではありません。

目がかすむ、文字がぼやける、罫線が二重に見える、目の奥が重い・痛い……。

目が思うように使えないと仕事の効率も下がりまくり、結局残業になる。

もうね、鍼灸使うしかないっすよ。

 

顔が画面に突っ込むから、首と肩に負担がかかる

前記の通り、一日の後半になってくると目が疲れてきますよね……。
会社を見回してください。顔がディスプレイに突っ込んでいっている人が多くないですか?

顎とか、もう画面すれすれ。いやすでについてるかも……。

頭って結構重いです。体重の8%とか言われてます。約5㎏くらい。しかも、首に角度がついたら重心が変わるのでさらに重く感じます。

首のコリ、肩の張り。クリエイティブ職の宿命のようなものですね……。

筋緊張性の頭痛なんか出た日には、仕事なんかうっちゃってしまいたい。シンタローが隠れて企画書をバァァァァン!って叩きつけていたのは内緒です。

 

マウスの動きで仕事の速さがわかる!? ってか手首痛いんですけど。

カチカチカチカチカチカチカチカチ……。一日のマウスのクリック数ってどれくらいあるんですかね。一分間に20回としても、8時間で約1万回。おまけにマウスを動かす動きって、短い距離だけど相当やってると思いません? 地球何周してるんじゃとかたまに冷静に自分に対して突っ込みませんかね。

結果的に、親指の付け根が痛くて思うように動かせないとか、朝起きたら指がガクガクッてなってうまく伸ばせなくなったりします。

腱鞘炎&バネ指森空堂の患者さんでも結構多いんですよ……。

 

締め切りに追われて睡眠不足。そりゃ疲労とれねーわ。

締め切り! 締め切り。締め切り、締め切り、締め切りぃぃぃぃ……。

クリエイティブ職の永遠の敵と言っても過言ではない、締め切り(もしくは戦友と書いて「とも」でもいいかもしれないですね)。

企画書も取材原稿もデザインラフも、全部この言葉がついて回ります……。

締め切りに間に合わすため、徹夜に土日出勤なんて当たり前。特に繁忙期なんかただのデスマーチ。好きなことをやっていたとしても、例えあなたがただのドMだったとしても、身体に疲労は溜まっていきます。

睡眠が取れなければ疲労は回復しません。その繰り返しが慢性的な疲労感につながっていくのです。

「最近、疲れが抜けないんです」って悩みはほぼデフォルトで聴きますよー。

どんなに仕事ができて早い人でも何かしら気になっているのを、鍼灸師は知っています。

 

ようやく休みだ! あれ? 眠れない……。

働きに働きまくった後の休日。

「よっしゃー! 今日は寝溜めしてやるぜっ!」と万全の態勢で臨んだのにもかかわらず、布団に入ってもなかなか寝付けない……。

一瞬寝れたと思ったら、企画書を目の前で破り捨てられる夢を見て冷や汗かいて起きる。時計を見たら1時間しか経っていない。

ええ、シンタローもリアルに経験しています(単に仕事ができなかったということは差っ引いていただいて……)。

不眠症とまではいかなくても、寝られなくて困っているという相談が多いのは事実。

交感神経が亢進していて、良い睡眠が取れていない可能性があります。

鍼灸は自律神経の不調を整えるにはもってこいの手段。良い睡眠を手に入れるためにトライしてみる価値のあるものですよー。

 

鍼灸やってみない?

ここまで業界あるあるを書いてきましたが、鍼灸を体験するのがハードルが高いのは理解しています。

なんでかって、単純に馴染みがないのとイメージですね。痛いとか熱いとか。そんなことはないのだよ、っていう割と上から目線ですみません。

でも、だからこそ一度、その世界に飛び込んでみてほしいのです。

シンタロー自身が体験した鍼灸体験は、衝撃的なものでした。

 

ほわーんとしたお灸の温かさ、つらいにじわっと効く鍼のひびき……。

「ああ、生き返るわー」っていう幸せをぜひ感じて!ください!

 

レッツトライ! 実はそれが明日のネタになります(笑)

東洋医学的な陰陽の世界は、クリエイティブ脳を刺激してくれること間違いなし(根拠ないけど!)

 

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【自己紹介】穴ぐら鍼灸師が出来上がるまで。【其の四】

こんにちは、穴ぐら鍼灸師のシンタロー@森空堂です。

 

自己紹介も終盤。

いろいろ書き出すとグタグタしてきてしまいますね(汗)

 

 

大学でコミュ力を獲得したシンタローはいかにして鍼灸師へなっていくのか。

 

--決断は英断か無謀か。

 

制作会社に就職し、営業に

 

大学も4回生になるとちらつくのが「就職」……!

弁護士になると息巻いて進学したシンタローはいろいろやってみて、フリーのライターになりたいと夢の行き先を変更。

とはいえ、もともとケツに火がつかないとやらないタイプで、グダグダと就職活動をしていました。

そんな矢先、バイトからバイトへ移動中、4年生の夏に車に轢かれて利き手を骨折

当時まだ紙の履歴書だったりして、就活が絶望的になったりしたりして。仕事が決まらなかったら旅に出ようとか考えていました(国内)。

 

それでもなんとか11月には就職が決まり、無事卒業。
4月からは「産業編集センター」(通称:サンペン)という制作会社に入社しました。

www.shc.co.jp

 

ここで、新規営業からスタートして、編集やらライターやらいろいろなことをやらせてもらいました。

最初は「営業かよ……無理ぽ」とか思ってましたが、今となってみれば営業をやっていなければわからないこともたくさんありました。サンペンで働いたことがつながって、年間60本以上取材する異端な一人制作屋鍼灸師にもなっているので、良い先輩方に恵まれたことに感謝しまくっています。当時はすげぇストレスでしたけど(笑)

辞めてからわかるありがたさ。ありがち。

今では業界団体の広報誌の編集長やイベントポスターの制作など、まさかのところで当時の経験が役立っています。無駄なことは何もないですねー。

 

いよいよ鍼灸学生へ。

 

前述会社を退職して、いよいよ鍼灸学校へ。

伝統・名門校の「東京医療専門学校」にしたのは、最終的には通いやすかったから。

結果的に検査法とかいろいろ現実的に即戦力で使えるものを身につけられたのでよかったです。今は船水先生や村上先生にもお世話になっているし、もうなんか母校最高。

 

でも、ほかの学校のことも知りたかったなぁ……ということで今自分が関わっている業団のイベント、鍼灸学生交流会「SG」につながっていたりします。
(今回のイベントは終了しました。結構盛り上がりましたよ)

www.instagram.com

harikyu-tokyo.or.jp

 

入学したての1年生なんて、技術も何もないし、なかなかコネクションがないとバイトが決まらなかったりして、飲食店との掛け持ちとかいろいろしましたね……。
正直、実家暮らしだったから何とかなった状態でした。

 

なんとか整骨院でのアルバイトが決まり、そこからは独立までお世話になりました。バイト掛け持ちは国家試験間際まで(後半だいぶ息切れをしていましたが。笑)

学生時代は「中高で生物学をちゃんとやっておけば良かった……」と成績は優秀なほうではなかったですが、現場を見ながら勉強できたのは資格取得後、即臨床で活かせたので結果的には何とかなりました。


まぁシンタローが資格を取った直後に先輩の鍼灸師がいろいろあって退職し、いきなり実戦投入だったりと、トライ&エラーの繰り返し……(あとでいろいろな方に話を聴いてみると意外とそんなものだそうですが)。

おかげで独立前に公私を合わせて結構な症例数を見れたので独立計画を早められました。

 

クラスの同級生は結構キャラクターがバラバラで、なかなか刺激的でした。
クライスメイトというのは目的を同じにした同志。各々が諸事情をかかえているわけですが、未だにつながりがある仲間もいるので、このつながりを大事にしています。

 

国家試験合格

 

国家試験は西巣鴨にある大正大学で行われました。
前日には験担ぎでカツ丼を食べて、変な緊張感との戦い(笑)

午前と午後の2部制で行われる試験に、昼飯も喉を通らず……なんてことはなく、近くの中華料理屋できちんとご飯を食べてやり過ごしました。

結果がわかるのは1ヶ月後。
一応自己採点で「大丈夫だろう」とは思っていたものの、マークシートを1つずらして模試の結果が死んだ経験がある身とすれば、合格発表までは生きた心地がしなかったです。

まぁ、試験終了後はすぐさま打ち上げに行きましたけどね(笑)

専門学校の卒業式後(!)、無事に合格通知が届き、はり師・きゅう師の免許を習得。
晴れて鍼灸師となりました。

 

これから何を目指すのか

開業して3年目となった今、ありがたいことに患者さんにも仲間にも恵まれ、大塚で踏ん張っているところです。

開業鍼灸師3年生存率とか5年生存率とか言われていて、(本当のところ、データはあるようでないですよね、こんなの)、継続していけない人が多いと言われているなかで、本当にありがたいことです(生存率については、あじさい鍼灸マッサージ治療院の甲野先生が言及していらっしゃいます)

www.kouno-teate.info

 

何を目指すのか、と言ったら鍼灸師としては「一人でも多くの人に鍼灸を受けてもらい、楽しく幸せな人生を送るためのお手伝いをする」こと。そのための技術研鑽や知識の蓄積が必要だと思っています。

 

一方で、「顔の見える鍼灸師を発信していくこと」をテーマにこれからやれることを考えていきたい。

何かしらで皆さんの目に触れるような機会があれば、応援してくださいね〜。

 

ーー鍼灸で社会に幸せを

 

【自己紹介まとめ】

 

harikyuissue.hateblo.jp

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【自己紹介】穴ぐら鍼灸師が出来上がるまで。【其の三】

こんにちは、穴ぐら鍼灸師のシンタロー@森空堂です。

 

さてさて、はたして隠キャのシンタローは覚醒するのか。

大学編突入。

 

ー求めよ、さすれば与えられん。

バイトの面接で13連敗。

福岡は北九州市の市立大学の法学部夜間主コースに入学したシンタローですが、最初の半年はなかなか大変な思いをしました。

 

アルバイトの面接を受けるも、履歴書のみで落とされるものを含めて13連敗……。「え、何アルバイトってそんなに決まらないの?」って思いながら半年はずっと面接の日々。みるみるうちに8kgくらい体重が減って(お金がなくてご飯が食べられなかった)、同級生が食材や食事を持って来てくれる始末に(笑)

理由は簡単で、アルバイト経験がなかったのと、夜間主コースはフリーターに働ける時間や融通が効くかどうかでだいぶ不利だったということ。
というより、いろいろ経験値がなく臨機応変に立ち回れなかったのが一番ですね(汗)

奨学金も借りられず、親に仕送りをしてもらう日々になんだかなーと思っていました。

ようやく決まったのはKFC(ケンタッキーフライドチキン)の厨房。
当時の時給は710円だったかな……。東京に戻って来て、時給1,000円というのを見た時には格差を思い知りました。

まぁ、一度決まってしまえば、その後のアルバイトに困ることはありませんでした。


大学4年間、ずっとアルバイトの掛け持ち生活をしていくことになります。思えば、一人暮らしをしながらいろいろアルバイトをできたことも、今の仕事につながっている気がします(当たり前っちゃ当たり前のことですが)。

 

サークルは裏方仕事。

さて、大学といえばサークル。シンタローが所属したのは「大学祭実行委員会」でした。大学祭という一大イベントを裏から支える団体。サークルというほど緩いものでもなく、割と規律がある体育会系の団体です。

大学内では割と規模の大きな方で、任期は一部を除き2年生までという活動期間自体は短いものでした。任期が終わればOB・OGとして後輩の手伝いをしたり、お祭りに参加するという流れ。

部署ごとに役割が違うのですが、シンタローはパンフレットの作る部局と、後半はホームページを作成管理する部局を兼任していました。
この頃から、もしかしたら制作会社に就職するのは決まっていたのかもしれません(笑)

業務から引退したあとは、秋の大学祭で電動肉焼き機を駆使して3日間で豚肉鶏肉総量40kgを売るという伝説を残しつつ、就職活動へ突入していきます。

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生きる力を身につけた大学時代。 

この大学時代が今のシンタローを作っていると言っても過言ではありません。

東京(というか関東から)から福岡っていう移住があまりなく(逆はあったとしても)、授業じゃMacBookでかちゃかちゃ講義ノートを取っている。今思えばいけ好かんやつです。そりゃ警戒されて当然。なかなか馴染めないというか、馴染もうとしていなかったのかもしれません。

福岡って、割と余所者には冷たい(笑)。
ましてや東京モンなんて、なんやお前的な(あとで友達にそう思っとったと言われました(笑)。

 

そこで生きるには馴染まないと無理ゲーで、コミュ障とか言ってられんぞ、と。

 

それからは、ただただ必死に文化を習い、地域の言葉を覚え、コミュニケーションを取ることの大切さを学びました。

大学時代は生きるってこういうことかと学んだ4年間でした(実際には社会人になってからのほうがよほど鍛えられるのですが……)。

同時に、仲間の大切さや先輩後輩とのつながり、人としての大切さを感じて、成長できた気がしています。一匹狼カッコいいとか思っていた中二病の自分が恥ずかしい。
あ、お酒も強くなりました。おかげさまで。

ちなみに4年次には会話からは出身地が当てられなくなるくらい馴染みました(笑)

(注)福岡は冷たいって言いましたけど、中に入るとめっちゃあたたかい。今では北九州を第二の故郷くらいに思ってます。

 

覚醒、と勿体つけた割には大した盛り上がりもないですが、陰キャがコミュ障を解決したって話。

 

さて、次回は会社員〜学生編。 もう次くらいで終わりにしよう……。

 

ーー社会の荒波はかくも厳しい。 

 

【自己紹介まとめ】

 

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