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シンタローの穴ぐら鍼灸雑記 〜東洋医学issue〜

開業鍼灸師のシンタローが東洋医学や鍼灸についてつらつらと書いています。

四診法

鍼灸 はり 治療 きゅう
こんばんは、穴ぐら鍼灸師のシンタローです。

今回は東洋医学的な診断方法、四診法についてつらつらと。
読み方は「ししんほう」。最初に聞いたときは、正直なんだそれ?状態でした。

望診、聞診、問診、切診という大きく4つの枠組みで患者さんの状態を知り、治療の方向性を決めるのですが……細かすぎてすぐには覚えきれません(笑)

シンタローが重要視しているのは切診という、患者さんに触れて状態を知るという方法。
これは訓練でどうにかなるもの。
中でも特に脈診は心掛けてみています。
脈を診るといっても、脈拍や血圧をみているわけではありません。
脈の勢いや質、速さを東洋医学的に観察するのです。触れてすぐ脈が触れれば浮脈、力を込めなければわからないものは沈脈、触れられるけれど細く感じるのは細脈……など。結構細かく分かれています。ぱっとでは理解しがたいですね。

で、とりあえず脈で何がわかるのか、というと。
内臓(東洋医学五臓六腑)の健康状態や鍼灸治療をしても良い体調なのか、はたまた鍼灸治療の効果が出ているのか、など割といろいろわかるものなのです。

これは勘ではなく、鍼灸治療が中国で生まれ日本に輸入されてから現在に至るまで、多くの人の脈を東洋医学的に統計処理をしたものであるとご理解ください。それなりに根拠があって使っているものです。
しかし、一方で、デジタル化しにくいものであるのも確かです。
様々な方法で脈診を数字やデータにすることは試みられていますが、西洋医学的なエビデンスにはなかなか至っていないようです。
それでも脈診を基準にした治療が効果を挙げているのも事実で、ネガティブなことにばかり目を向けていても患者さんのためにはならないのではないかと、もぐらは思っています。

さて、話を戻します。
四診法というのは、治療方針を導くものです。患者さんの体質やその日の体調に合わせて使うツボを決定します。
西洋医学では一般的に投薬が主な手段で、ある程度症状に対して画一的な処方をします。
これには証明された効果がありますし、もぐら自身も薬に頼ることがありますので否定的な立場でありません。
その上で、東洋医学 ーここでは鍼灸治療ですがー の長所は、その場で柔軟に処方(経穴・ツボ)を変更できる点であろうと考えています。四診法をきちんと駆使できれば、より効果的な治療ができるでしょう。

と偉そうに書いてきましたが……もぐらもすべてができているわけではありません。
散々偉そうにすみません……。
まぁ雑記ということでご勘弁ください。

さて、今回はこれくらいにしておきます。
また次回もお付き合いくださいませ。