シンタローの穴ぐら鍼灸雑記 〜東洋医学issue〜

開業鍼灸師のシンタローが東洋医学や鍼灸についてつらつらと書いています。

予約受付開始。

こんばんは、穴ぐら鍼灸師のシンタローです。

 
最終勤務を終了しました。
約5年、いろいろと学ばせていただいたことをこれからの患者さんにフィードバックしていきたいと思います。
馴染みの患者さんからいろいろと餞別をいただき、半泣き状態で最終日後半を過ごしていました(笑)
ありがたい、と感慨にふけるだけでなく、一流の鍼灸師になることで皆さんの応援に応えていこうと決意を新たにした次第です。
 
さて。
あまり休む理由もないので、さくさくと次のステップにいこうと思います。
 
3/22(火)から、予約の受付を始めます。固定電話の目処が立たないので、とりあえず直通電話を設置します。受付時間外は対応できませんのでご了承ください。
プレオープンは3/26(土)以降とさせていただきます。日曜と祝祭日は原則休診です。
4/1(金)が正式なオープンとなりますので、お見知り置きを。
Facebookページも用意してますので、良ければご覧ください。
お問い合わせなどありましたら、お気軽にメールやLINE、メッセなどでご一報ください。
 
 
鍼灸治療院 森空堂 開業準備中
shinkyu.shinkudo@gmail.com

 

 
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鍼灸を、東洋医学を、もっとカジュアルに。

こんばんは、穴ぐら鍼灸師のシンタローです。

 
しばらく東洋医学の話をまったく書いていませんね…。
基礎編や腸活についてはぼちぼち書き溜めていますが、まだまだ公開に至るまでにまとまらず…。
開業したら余る時間は山ほどあるので(それではいかんのですが)、ぐっと内容を書き進めたいと思います。
 
患者さんとちらっと開業したあとのことを話していて、仕事が終わってから自分がやりたいことはなんだろうと考えていました。
 
 ・子どもと親のための小児鍼ワークショップ
東洋医学鍼灸をもっと身近にする
・空手の動作を日常の動作に落とし込む
・コンセプトを施術にきちんと反映して、患者さんの快適な生活を後押しする
・自分と同世代の治療者との交流
・人と人との繋がりを少しずつ広げていく
 
などなど、もやもやっとしていたりすでに企画を構成していたりもします。フリーになるってことは、やれば身になるということだし、やらなきゃ何も始まらないということでもあるわけで。
 
鍼灸をもっとカジュアルな感覚で受けることができれば、みんなの生活も変わるのになぁ、と曖昧なワードで今回は終わろうと思います。
 
 
鍼灸治療院 森空堂 開業準備中
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コンセプト。

こんばんは、穴ぐら鍼灸師のシンタローです。

勤務鍼灸師としてはあと14日。実際に自分の店を稼働し始めるのは、やはり早くても3月末になりそうです。
勤務先の患者さんには最後まで誠実に、今まで通りに施術をさせていただこう、と気持ちを改めている夜でございます。

自分の店としてやり始めたら切実になってくるのは主にお金の問題ですが、実はもっと大切なのは患者さんに対してどうしていくかだと思っています。
独立する最大の理由は、自分の思う通りに治療をすること。
鍼灸という方法が患者さんにとってメリットになると信じているし、そのためには勤務先の制約の中では難しかった。だからこそ、独立するのだということ。

コンセプトを「こころと身体を空にする」と掲げたのは、東洋医学で治療をしていくという宣言です。ただし、それに固執するつもりもありません。
いろいろなことを学び、自分の実力の範囲(技術とコストが主ですが)で、最大限の効果を患者さんにフィードバックすること。それこそが治療家としてやらなければならないことだと考えています。
鍼灸へのハードルを低くすることも一つ。無駄な時間を患者さんに負担してもらわなくてもいいようにすることも一つ。経営的に安定し、持続的に治療を提供することも一つ。

様々な部分でレベルアップしなければならない。今の自分には足らないことが多すぎる。
それでも、今よりはもっとできることが多くなる。
だから開業するのだ、と。
改めて目標を明確にしているこの頃。

鶯谷の関川先生に言われた言葉。
「いい治療をすれば、患者さんは自然と集まってくる」
よくよく、言葉の意味を理解し、実践していこうと思います。

東洋医学はこころと身体の関係を重要視します。一人ひとりに寄り添える治療を、森空堂では提供したいと思います。
 
うん、頑張ろう。
勉強しなければ!

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ホームページの作成。

こんばんは、穴ぐら鍼灸師のシンタローです。

さてさて、週末の今回は独立関係の話。

10年ぶりくらいに、ドメインだとかhtmlだとかと格闘しています。SEO対策とか面倒くさいですね…。
ホームページのデザインとか考える人、というかデザイナーっていう人たちは元ライターから見たら本当に神様のような存在です。
「何でそんなことできるの⁉︎」ってな感じで、イメージを具体的な形にできる力には尊敬の念しかありません。
知り合いのデザイナーにいろいろな紙販促物系をお願いしていますが、本当に助かっています。ありがとう!

で、ホームページはtumblrでとりあえず自作することにしました。どうせ掲載する内容はシンプルですし、今主流になっているごちゃごちゃしたサイトは好きではありませんので。

で、サイト自体は未完成ですが公開しています。
ぼちぼち変更をしていこうと思います。完成まで未公開にすべきという人もいるかもしれませんが、シンタローの創りたい治療院コンセプトはそのへんは適当。
既存の患者さんで、もし引き続きシンタローの施術を受けたいと思ってくれている方がいるとしたら、その人たちになるべく早く治療院の場所や料金などを伝えることのほうが誠実だと思うからです。

さてさて、いろいろと少しずつ形になってきたので、こつこつと実現に向けて創りあげていこうと思います。

いやはや、今回は東洋医学とはまーったく関係ない内容ですみません。


鍼灸治療院 森空堂 開業準備中!
shinkyu.shinkudo@gmail.com
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トリガーポイント。

寒くなったり暖かくなったりと安定しない天気が続いています。
インフルエンザも流行の兆しをみせ、体調管理により一層気をつけなければならない季節になってきました。
こんばんは、穴ぐら鍼灸師のシンタローです。

さて、今回は東洋医学から少し離れて、トリガーポイント療法について。
少し前の話になりますが、正月明けの特番で肩こり専門外来を行っているドクターの話が取り上げられていました。
その先生が用いるのはトリガーポイント療法と言われる理論と、鍼!
トリガーポイントとは、ある筋肉に起因する痛みや不快感などが、原因筋とは別の部位に出現するというもの。例えば、肩こりで悩んでいるけれど原因は首にあったとか、腰痛だったがふくらはぎを治療したら治ったとか。
患者さんの自覚症状の場所と原因となっている筋肉の場所が違うことがありますよ、というようなことを科学的な根拠をもって体系化した理論です。
これ、割と鍼灸では常識に近い知識です。少なくとも言葉としては。

そして、このトリガーポイントは80%くらいの部分で、東洋医学で用いる経絡と一致するのだとか。
腰の痛み(殿部を含む)のトリガーポイントは、ふくらはぎの外側に出現しますが、これは足の太陽膀胱経という経絡上の経穴(ツボ)、飛揚・跗陽と重なります。
例をあげていけばキリがありません。
ここで面白いのはスタートが東洋医学と西洋医学では違うのにもかかわらず、似たような結論にたどり着いている点。まぁ、人の身体に違いはありませんから当然といえば当然かもしれませんが、西洋医学が強い現代の中で、そちらから東洋医学の根拠になってくれているというのとても有り難い話。

前述の番組を観ながら、こういう風に鍼灸も取り上げてもらえるといいのになー、と思っていました。
いや、もちろん他力本願ではいけないんですけどね(汗)


と、今回はトリガーポイントについてでした。

【近況報告】
紆余曲折ありましたが、ようやく店舗の場所が決まりました。JR大塚駅北口から徒歩5分以内の場所。
管理会社さんが良さそうな方で、看板とかも設置できるかもしれません。とりあえず月内に内装に取り掛かり、来月半ばまでには完成させないといけませぬ。案外と時間がないですねー。がんばらねばねば。


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五臓六腑。基本編。のさらに基本編。

こんばんは、穴ぐら鍼灸師のシンタローです。
いろいろバタバタと進行中で、こちらが疎かになっておりました。

さて、今回は東洋医学の基礎知識「臓腑」編
東洋医学を考えるうえで、内臓の考え方を知らないとなかなか理解できません。
ながーい話になるので、基礎の基礎、現代医学と東洋医学の違いから。

まず、東洋医学で考える臓腑つまり内臓は現代医学とは前提が違います。共通点もありますけど。

現代医学では、解剖学に基づき、脳や心臓、肝臓など、形のあるものとして考えています。イメージしやすいのは形を見ることができるからですね。
一方では東洋医学では、体に発現する現象や働きをざっくりと分けて、それぞれまとめたものを内臓=臓腑と定義しています。

……はい、わかりにくいですね(汗)

では、「肝」という臓を例にしてみましょう。

肝は肝臓に近い性質もあり、その点での共通項は「血〔東洋医学では、けつ〕」でしょうか。肝臓には解毒作用があり、血液と大きく関わりを持っていることはご存知の方もいると思います。
一方、東洋医学の立場では「肝」は血を司る、というのが役割の一つですので、まったく重ならないわけではないのです。

「肝」は感情の怒りとも関係します。
よく、頭に血がのぼる、と言いますね。これは、怒ったときに「肝」と関係する血〔けつ〕が上昇して、体の熱も一緒に頭にのぼっていく様を言います。
また筋との関係も密接で、筋の症状が何か出現している場合に「肝」ないしは表裏関係の「胆」の不調を疑うことも多いです(表裏関係については、ざっくりと関係が深い臓腑と考えてください)。

と、「肝」の各論ではないのでこれくらいにしておきましょう。
感情や体の部位だけでなく、病因や季節、爪、舌診、脈、色…などなど関係する様々な働きと発現するものを、いろいろとまとめたものが東洋医学的な臓腑の役割を成り立たせていると考えください(細かくは別の機会に。脊柱のどこにどの臓が位置するとか、いろいろあるんです)。

目で見えるものと見えないものがごちゃっと混ざっています。それこそが東洋医学の理解しにくいところですが、なんとなくイメージができると突然腑に落ちます。
シンタローは学生時代、大きな円(肝の外枠)の中に小さな円(関連する項目)を描いてどうにか理解しました。
少しでもイメージしてもらえれば幸いです。

陰陽〔表裏〕の関係や五行論など、やたら分類が細かくなることも東洋医学の一つの特徴ですが、実際に治療で基準や判断材料に使われている項目は施術者によって異なります。
やはり長くなりました。まだまだ先は長いですよ(笑)

今回はこれまで!



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謹賀新年。

明けましておめでとうございます!
穴ぐら鍼灸師のシンタローです。

年越しはお風呂の中でしてしまいました(笑)
テレビのないところで過ごしているためか、あまり年末年始という感じがしませんが、元旦の朝日を見て今年は良い年になりそうな予感がしています。

本年もぐだぐだ雑記にお付き合いくださいますよう、よろしくお願いいたします!